F1カーやGTカーの違いは?自動車レースの車体の特徴をざっくり解説
こんにちは!井田康久です。
自動車レースと聞いて何を思い浮かべますか?
F1世界選手権、インディカー・シリーズ、SUPER GT、ル・マン24時間レースなどなど、世界中で様々なレースが行われています。
自動車レースには色々なカテゴリーがあり、車のタイプは大きく分けると3種類に分かれます。
今回はこの車のタイプ3種をざっくりと解説します。
フォーミュラカー
フォーミュラカーは、ホイールがフェンダーなどボディに覆われずむき出しになっています。
また、屋根がなく、一人乗り、レース専用に造られたマシンであることが特徴です。
フォーミュラ1(F1)、インディカー、スーパーフォーミュラがフォーミュラカーのレースです。
出典元)2019 第14戦 イタリアGP | Honda F1
スポーツカー
スポーツカーはレース専用に作られたマシンです。
フォーミュラカーとは違い、2シーターでホイールがボディに覆われています。
ル・マン24時間レースやデイトナ24時間レースなどがスポーツカーのレースです。
ツーリングカー(GTカー)
レース専用で造られたフォーミュラカーやスポーツカーと違い、ツーリングカーはレース用に市販の自動車を改造したマシンです。
SUPER GT、NASCARがこのカテゴリのレースになります。
出典元)SUPER GT - 2019 第6戦 オートポリス 決勝 | Honda
GTカーレースというカテゴリーもありますが、ツーリングカーと同じく市販車をレース用に改造したもので、大きな範囲でツーリングカーに含まれます。
GTカーはベースが市販のスポーツカー、ツーリングカーはベースが市販の2ドアクーペや4ドアセダンという違いがあるそうです。
ちなみにGTとはグランドツーリングの略で、プレイステーションのドライビングシミュレーションゲーム『グランツーリスモ』はグランドツーリングのイタリア語です。
自動車レースはたくさんあり、マシンのタイプも様々です。
「F1はこの形」とただなんとなく見るより、違いを知って見ると面白さが深まりそうですね。
各マシンタイプの性能などの違いは、別の機会に書きたいと思います。